グルメ漫画と私
グルメ漫画との出会い。
私はグルメ漫画が大好きだ。今でもグルメまんがを読んで読んで読みまくっている。
もうどれくらい経つだろうか・・・?
私が初めてグルメまんがに出会ったのは小学生の時。
夢中で時間も忘れてのめり込んだ。
当時、小学生の女の子がグルメまんがなんて読むのは珍しく、自分の周りにも誰一人同じようなまんがを読んでいる友達はいなかったと記憶している。
それでも私は少ないお小遣いをかき集めては、少し大きな町の本屋さんまで行ってグルメまんがを買いあさった。
お誕生日プレゼントも、クリスマスプレゼントも当然グルメまんが。
そしてお年玉もグルメまんがに使った。
グルメ漫画から得るもの。
昔は数少なかったグルメまんがだが、最近は本当にたくさんのグルメまんががあり私のような人間にはうれしい限りである。見ているだけで幸せな気分になり、料理や食べ物の知識、歴史、アイディアなんかも得ることができる。
こんな料理があったんだ、こんな作り方ができるんだ、こんな材料でもできるんだなど自分の知らないことを知ることは喜び以外の何物でもない。
グルメ漫画を読むたびに、必ず得るものがある。
もともと食べることや料理が好きな私にとって、グルメ漫画はまさに教科書である。
私には料理本やレシピ本を読むよりも、グルメまんがを読む方が何倍も料理の腕を上げることができるのだ。
実際、私の料理のレパートリーの中には、グルメ漫画から得た知識で生まれた料理が数多く存在する。
実際に私が刺激を受けたグルメまんが
今は本当にたくさんのグルメまんががあるわけだが、ある一つの料理やテーマにクローズアップしたものもたくさんある。私のお気に入りのグルメまんがのひとつは「燻製」に特化したグルメまんがだ。
「燻製」だけでそんなに話が続くのか?と最初思ったが、そんな心配はすぐに吹っ飛んだ。
内容は実に興味深いものが多く、燻製なんてしたことがない私だったが「これなら自分にもできるんじゃない」、「楽しみながらすごくおいしいものができちゃいいそう」なんてとても刺激された。
普段日常に食しているものが、燻製することでまた違った味わいになるというのはとても魅力的である。
私にとってそのまんがが新しい世界と出会わせてくれたのだ。
もしそのまんがに出会わなければ、もしかしたら私は一生燻製というものに興味なく過ごしていたような気がする。
グルメ漫画のアニメ化、ドラマ化。
今ではグルメ漫画がアニメになったり、ドラマになったりすることがよくある。「あ~、あのまんがが連ドラに!」、「わぁ~、あのまんががアニメに!」など私としてはとてもテンションの上がることがたくさん起こっている。
まんがにはやっぱりまんがの良さがあってまんがにしか表現できないものがあるのは当然なのだが、それでも好きなまんががドラマやアニメになるというのもまたそれはそれで興味深いものである。
だから私は必ずグルメまんががドラマやアニメになっても必ず見る。
録画してまで必ず見る。
そしてまんがにしか表現できないと思っていた描写が、上手にドラマで実写化されているとそれはそれはとてもうれしい気持ちになったりするものなのである。
本当にありがと!と画面に叫びたくなる。
こんな私はこれからもグルメ漫画を一生愛し続けるのであろう。