ゲームコンセプト

『グレートホームレスやすなり』(通称: GHY) は、ホームレスとして生きる主人公「やすなり」が、突如として異世界である「魔界」に足を踏み入れ、そこで繰り広げられる冒険を描いたオープンワールドRPGです。
プレイヤーはやすなりとなり、魔界の危険な環境で生き抜きながら、村の発展を助けたり、仲間たちと協力して危機を乗り越えたりします。

やすなりの過去と秘密、そして彼が魔界に来てしまった理由に隠された謎を解き明かすため、さまざまな場所を探索し、敵と戦いながら成長していきます。

ゲームの特徴

  • 探索要素: ゲーム内には広大な魔界を探索できるエリアが広がっています。さまざまな「境界の地」を巡り、魔界と人間界を繋ぐ秘密を明らかにしよう。
  • 成長と町の発展: やすなりはただ生き延びるだけでなく、町の発展に関わる重要な役割を担います。
    町の発展に必要な人材を集めて成長させ、町の住人たちと協力しながら新たな力を手に入れよう。
  • 戦闘システム: 主人公や仲間たちは、戦闘を通じて成長していきます。RPGツクール2003で制作された古典的なアクティブタイムバトルでの戦闘が展開されます。
    魔界の強大な妖怪たちとの激闘が待っています。
  • キャラクター同士の絆: やすなりとレモラ、レーヅなどの仲間たちとの関係性が進展します。信頼と協力を築き、時には絆を試されるような選択がプレイヤーを待ち受けます。

物語の背景

やすなりはもともと普通の生活を送っていたが、ある事件をきっかけにホームレスとなり生きるために空き缶集めや食糧調達といった日々を送っていた。 そんなある日、食料を探すためにトンネルを進んだ先で、ヤクザとの遭遇、ヤクザを退け、さらにトンネルの奥へ進むと、魔界へ足を踏み入れるという予想外の事態が発生する。
やすなりは魔界での生活を強いられ、そこで出会った仲間たちと共に、町の発展に協力し、魔界の秘密を解き明かすべく冒険を続けます。
物語が進むにつれて、やすなりの過去や魔界での役割に隠された謎が明らかになり、彼がなぜ魔界に送られたのか、そしてその背後にいる強大な存在が浮き彫りになります。
物語のクライマックスでは、魔界の危機を救うため、やすなりが最終的な選択を迫られることになります。

グルームヘイブン

グルームヘイブン(陰鬱な逃避地)はやすなり達の拠点となる町です
魔界を探索し町を発展させることは物語の核となります

ゲームプレイの概要

プレイヤーはやすなりを操作し、広大な魔界の各地を探索します。探索中にはさまざまな「境界の地」や隠されたエリアが登場し、プレイヤーの選択によって新たな技術が開放され町が発展していきます。
また、プレイヤーは町を発展させるために、人材を町に入れたり、物資を調達したり、村人たちと協力して新しい技術やアイテムを開発したりします。
戦闘では、プレイヤーは「やすなり」とその仲間たちを操作し、強大な妖怪や魔界の敵、さらには他の勢力や野盗などと戦いながら話が進行します。
プレイヤーが選ぶ選択肢によって、物語が分岐し、エンディングも大きく変化します。

開発の背景と意気込み

『グレートホームレスやすなり』は、奇想天外な世界観と深い物語を融合させたゲームです。ホームレスという現実的なテーマを通して、非現実的な魔界の世界での冒険が描かれます。
プレイヤーには、やすなりと共に成長し、魔界での生活を送る中で彼の過去や未来を探索していく充実感を感じてもらいたいと考えています。
また、ゲーム内ではシリアスな要素だけでなく、キャラクター同士のやり取りや冒険を通じての仲間たちとの絆も重要なポイントとなります。
『GHY』はただのRPGゲームではなく、プレイヤーがその世界で「生きる」という体験を提供することを目指しています。


あらすじ

ホームレスとして生きる主人公やすなりは、ある日、食料探しにトンネルに向かう。
そこで、何故かヤクザに遭遇し、「お前は見てはいけないものを見ようとしている」と警告される。
しかし、襲われることになり、反撃してヤクザを返り討ちにしてしまう。
そのままトンネルを進むと、巨露茶ンと呼ばれる仲間と遭遇。ヤクザが追ってきている中、トンネルを突き進むと、突如として魔界へと迷い込んでしまう。
やすなりは巨露茶ンと共に魔界に足を踏み入れ、帰れない世界に閉じ込められることになる。

次の日、再び魔界探索に出かけるやすなり。
魔界の塔に突入するが、そこで待ち受けていた強力な妖怪「剛鬼」と戦闘になる。しかし、力及ばず敗北し、巨露茶ンが剛鬼を食い止める間にかろうじて逃げ出す。
その後、巨露茶ンを失ったやすなりは人間界へ戻るが、正気を失った人間に襲われ、再び行き場を失う。
仕方なく、再び魔界に戻るやすなり。
魔界で謎の妖怪「ファントム」と遭遇し、やすなりは魔界の遠くにある場所へ転送されてしまう。
帰る場所を完全に失ったやすなりは、転送先の魔界の町(グルームヘイブン)に立ち寄り、そこで町人が妖怪「ロヅナァ」に襲われているのを発見。
やすなりはロヅナァと戦い、村人のレモラと共に戦闘を繰り広げる。
ロヅナァを退けた後、ファントムが現れ、やすなりに植え付けた闇の力を少しだけ開放。
混乱しながらも、レモラの案内でグルームヘイブンの一員として町に住むことになる。
その後、レモラの家で、レーヅと会話を交わし、共に生き抜くために協力し町を発展させすることを決意。

次の日、物資調達のためキングブラクの森に向かうやすなりは、次第にレーヅの過去や秘密を知ることに。
レーヅは、魔界の王都ユインフェザニーで、人造生命体(鬼)の研究に関わっていたが、研究が暴走し、王都を混乱させた事件に繋がっていた。
レーヅはその後、独自に調査を重ね、研究所を去り、流浪の民となっていた。