作品紹介

あらすじ

ホームレスとして生きる主人公やすなりは、ある日、食料探しにトンネルに行く。
トンネルには何故かヤクザがいて「お前は見てはいけないものを見ようとしている」と言われた。
そして、何故かヤクザが襲ってきたので、反撃して返り討ちにする。

そのまま、トンネルを進むと、仲間の巨露茶ンに遭遇する。
ヤクザが追って来ている中、トンネルを突き進むと、何故か魔界へと着いてしまう。

そのまま、やすなりは巨露茶ンと魔界に足を踏み入れる事となる。

次の日、魔界を探索するために再びトンネルへ行くやすなり。
魔界の塔に入っていく。
そこに待ち受けていたのは、ありえない強さの妖怪「剛鬼」
剛鬼との戦闘に負けたやすなり、は巨露茶ンが剛鬼を食い止める中、かろうじて逃げ出す。

巨露茶ンを失ったやすなりは、自分の住む町に戻ったが、正気を失った人間に襲われ、行き場を失う。

仕方なく、魔界に戻るやすなり。
魔界で謎の妖怪「ファントム」と遭遇する。
ファントムはやすなりを魔界のどこか遠くにある場所へ転送させてしまう。

帰る場所を完全に見失ったやすなりは、転送された先の魔界の村に立ち寄る。
村の橋の上で、村人が妖怪に襲われていた。
やすなりは、村を襲っている妖怪「ロヅナァ」と戦闘、戦力が拮抗する中、村の住人レモラが参戦。
なんとか、ロヅナァを退けると、ファントムが現れ、やすなりに植え付けた闇の力を少しだけ開放する。
事態が呑み込めない中、レモラに家に案内される。
その後、同じ家に住む村人であるレーヅと会い、3人で話をする。

やすなりは、生きるためにレモラとレーヅと協力することにした。

次の日、物資の調達のために、近くの森へ行くやすなり。
物資を調達しつつも、次第にレーヅの素性について知る。


レーヅは、王都ユインフェザニーの研究員であった。
ユインフェザニーは、魔界で続く人間の戦争で優位に立つために、新たな戦力として、人造生命体(鬼)を生み出す研究をしていた。

しかし、実験で生み出された鬼は暴走し、王都に多くの被害をもたらした。
その後、一連の騒動は鎮圧され、秘密裏に勧められていた研究は凍結、研究に関わっていた研究所は解体、研究者は口封じのため、幽閉、解雇、部署異動などの措置がとられた。

レーヅは、直接的に関わっていなかったが、研究所の部署異動となる。
そこに疑問を持ったレーヅは、独自に調べる中、この事件について推察する。

その後、自ら王都の研究機関を辞め、王都を去り流浪の民となる。

続く