第三次世界大戦!日本 vs 中国 尖閣をめぐる戦い

ゼレンスキーは中国外相王毅と会談

2022年3月12日、中国外相王毅との会談

 2022年3月12日の朝、ウクライナのキエフのホテルにて、ゼレンスキーは中国外相王毅との会談に入った。
中国外相王毅はユニークな人物だった。
日本の作家石原慎太郎が2月に亡くなったことが彼の仕事に影響するらしく、日本の全日空の手荷物の状況を調べていたようだった。

彼は、石原慎太郎が亡くなった後、2022年3月12日の今日まで、東京大田区の羽田空港にて、羽田発着便の接続手荷物の状況を調べたり、車椅子等の特殊手荷物のやり方を全日空の幹部社員から教わっていたようだった。


負傷したウクライナ兵の上海への手荷物は自分に任せろという感じで頼もしい。



ゼレンスキーから、中国外相王毅への国内状況の説明

 「先日国民に発表した通り、現在のウクライナの状況を君に伝えておくよ。」
ゼレンスキーは王毅に話した。

「今回のロシアの軍事侵攻で、国外難民は215万人、民間人の死者は516人、負傷者は908人になる。兵士の死者は、2000人から4000人となっている。この状況を考えると、どうしてもというわけではないが、上海を使いたいと思っているんだ。」

王毅は、深刻な状況に自分の無力感を感じているようだった。

習近平から、ミャンマーのエアラインについては口止めされている様子で何も話そうとしない。



ゼレンスキーから王毅への提案

 「なので2022年3月15日の朝、欧州からエアチャイナで、上海虹橋国際空港へ向かおうと思っているんだ。君も一緒に来て欲しいのだが。」
ゼレンスキーは提案した。
「エアチャイナは無理だ。」
王毅は話した。

「自分の口からは言えないが。やはりそこまで中国側のトップは今回のロシアの軍事進攻でウクライナ側を支援できないんだ。この後に自分の方から、とりあえず習近平に話してみるよ。私は、君は、ゴールデン・ミャンマー・エアラインズを使うべきだと思うよ。」
王毅は話した。



ゼレンスキーの方針転換、中国外相と国内視察

 「それなら仕方がないか。」
ゼレンスキーは話した。

「国内の非軍事施設の学校211校、病院34施設の状況を確認しようと思うので君も一緒に来て欲しい。」
「喜んで。」
王毅はゼレンスキーの提案に応じた。

キエフのホテルで、2人は朝食を食べた後、ロシアに制圧された地域の一つ、クリミア半島のヘルソンという街に車で向かった。
ヘルソンでは多くの病院が倒壊していた。

王毅は倒壊した学校を見て、子供たちを見つけては、天気の話や、海水の話をしていた。

クリミア半島は海に囲まれているので、非常に役に立つ存在だとゼレンスキーは思った。

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