中国東方航空の旅客機の墜落
中国東方航空MU5735便の墜落
2022年3月22日、132人を乗せた中国東方航空MU5735便の旅客機が、中国南部の山間部に墜落した件で、乗客123人、乗員9人全員の死亡を確認している。中国東方航空は、日本路線も非常に多く、日本国内でも多くの都市に就航している航空会社である。
中国東方航空が日本国内で就航している空港
具体的には・・・- 旭川空港
- 新千歳空港
- 新潟空港
- 小松空港
- 成田国際空港
- 東京国際空港
- 静岡空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
- 岡山空港
- 広島空港
- 松山空港
- 福岡空港
- 長崎空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港函館空港
- 花巻空港
中国東方航空MU5735便の墜落の内容
中国民航局によると、雲南省昆明発広東省行のボーイング737型機だという。墜落した機体は2022年の3月21日の午後1時15分(日本時間同2時15分)に中国の昆明の空港を離陸している。
午後2時54分(同3時54分)に中国の広州の空港に到着予定だった。しかし、午後2時20分(同3時20分)頃に高度が急降下し、墜落したという。
この事故を踏まえて、2022年3月24日、中国東方航空の劉暁東(りゅう・ぎょうとう)部長は、墜落した機体と同型機(ボーイング737-800)の運航を一時停止すると発表した。
中国東方航空MU5735便の墜落を受けての、戦争当事国の首脳の動き
これでは、露のプーチン大統領にせよ、ウクライナのゼレンスキー大統領にせよ、中国とともに敗戦国になることはできても、中国を"使う"ことは難しい。というか無理である。
戦争は、単なる"旅行"ではないからだ。
中国東方航空は、中国の昆明から、ミャンマーのマンダレーを約1時間20分でいくことができる。
マンダレーは、ミャンマー第2の都市である。
中国の昆明から、ミャンマーの首都ネピドーを2時間で行くことができる。
中国国内線で墜落するのであれば、内戦が報じられているミャンマーへのフライトは厳しい。
それがままならないのだから戦争は無理だ。
両国は、停戦協議に向けて動き始めた。
トルコでの露とウクライナの停戦協議について
中国東方航空MU5735便の墜落が背景にあって、2022年3月29日にトルコのイスタンブールでロシアとウクライナは、停戦協議に向かって動き始めた。この会議には、トルコのタイップ・エルドアン大統領と、同じくトルコのメブリュト・チャブシオール外相が出席している。
露側の主要人物はウラジミール・メジンスキー大統領補佐官、ウクライナ側はウォロディミル・ゼレンスキー大統領が出席している。
停戦協議に向けた話し合いが前進できることを期待できそうな豪華な顔ぶれだった。
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