小説を書き始めるとき、キャラクターが先かストーリーが先か?

小説を書くにあたって、まずはキャラクターを先に作ってから物語を考えるのか、それとも物語を作ってからキャラクターを当て込むのか。
どちらを先にするのかは各自の自由だと思います。
小説の手がかりとして必要な事は書きたい物が何なのかだと思います。

書きたい物があって、それを書く為にはまず何をしたら良いのかを考える必要があると思います。



書きたいテーマが決まったら、人物と構想を練ろう

キャラ設定

書きたい物が決まれば、次はキャラクターの制作と物語の構想に入ります。
キャラクターはなるべく詳細に描かなければいけないです。


適当に作ってしまうと思考の破綻、行動の矛盾に繋がり、キャラクターの魅力を下げる原因になるからです。
何を質問されても答えられる程度には設定を詰めた方が良いでしょう。


物語の構想

次に物語の構想です。
三幕構成、起承転結と纏め方は色々とありますが、大概の作品は序盤でわくわくさせ、中盤でハラハラさせ、終盤で最高潮に盛り上がりオチを付けるって感じになると思います。
起承転結で物語を作る場合、各章毎に更に起承転結を付けて物語を作るやり方が自分的にはやりやすかったです。
例→   起(起:承:転:結) 承(起:承:転:結) 転(起:承:転:結) 結(起:承:転:結) こんな感じで章を細分化して書くやり方です。



プロットについては?

キャラクターの制作、物語の制作が終わったら次はそれらを元に小説の下書きとなるプロットを作成します。
プロットの内容に関しては人によりけりです。
大雑把に起承転結を付けた筋書きにキャラクターをはめ込み、台詞を付ける程度の人もいれば、脚本の様に台詞だけで作る人もいます。
8割型小説を完成させる人もいたりします。
プロットの役割はこれまで想像してきた物語の全体像を完結にまとめる事、思考を文字に起こすことに意味があると思うので自分が内容を理解出来ていればどんな形でも構いません。

» プロットの作成については、コチラをご覧ください



後は地道に文章を書く必要がある

プロットまでの制作が終わったら後は小説を書ききるだけです。
元にしたプロット通りでも構いませんし、修正を加えても構わないです。
兎に角書き切る事が大事です。
文章の書き方に関しては最低限相手に何をしているのか、誰が喋っているのかが伝われば良いと考えて居ます。
上手に書く必要はほぼ無いと考えるので兎に角書き切る事です。
書いてる小説がつまらないんじゃ無いのかって不安になっても、とりあえずは書き切り、後でダメな部分を修正する様にしましょう。
小説を書く上で一番時間が掛かる部分は修正です。
小説は何度も見直し、何度も書き直しをやって、地道な作業を繰り返しようやく洗練された作品に仕上がって行きますので、まずは書ききる事を目指すのが大事です。