小説やシナリオにおける話の作り方の基本

主人公の考え方や行動の変化を書く

小説を初めて書きときに書きやすいのは、主人公が変化していく物語です。
変化は「成長」と言い換えても良いでしょう。


ただし、あまりに成長を強く意識してしまうと、お説教くさくなってしまう危険性もあります。
物語の出発点とゴールで、主人公の考え方や行動に変化が見られるようにすることが大切です。

変化が大きい方が書きやすいと言えます。

» 小説における主人公の書き方



変化を促す出来事を書く

主人公の考え方や行動の変化は、対照的なものの方が印象に残りやすい小説になります。
そのため、ゴールを設定して、そのゴールと真逆な考え方や行動を、最初の段階で設定しておくのがお勧めです。


考え方や行動に変化が生じるには、何かしらの出来事があるというのが、小説の基本です。
難問にぶち当たったり、敵対する勢力が登場したりすることで、主人公は考え方や行動を変化させる必要に迫られます。

変化は、最初のうちは消極的に起こり、次第に主人公が自ら変わろうとしている様を描くと、インパクトが大きくなります。

» 主人公が物語を動かす



出来事の中心となる人物を描こう

主人公の考え方や行動に見られる変化を促す出来事には、関係する人物が登場するのが普通です。
その人物の造形は、主人公との違いをまずは大切にしましょう。
対照的な性格の持ち主にしておくと、主人公が変わろうとするきっかけを自然に与えられます。


ただし、違いだけではいけません。
共通点があることも大切です。

全然接点がない人物から影響を受けることはないものです。
「違い7、共通点3」の割合で出来事の中心人物の性格を設定すると良いでしょう。



主人公と登場人物の絡みを丁寧に書こう

主人公が変わるきっかけとなる出来事を引き起こす登場人物と、主人公との絡みを丁寧に書きましょう。
主人公は最初のうちは、その登場人物に反発するという書き方が自然です。

違いが大きいからです。
主人公の反発を、登場人物がどのように受け止めるのかが、物語の方向性を決めます。
登場人物と主人公の年齢差、立場の違いなどから、自然に感じられる反発ぶりを描くようにします。
互いに反目するのか、主人公の一方的な反発を登場人物がスルーするのかなど、よく考えてみましょう。
同性か異性かも大切なポイントです。

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