スティーヴン・キング
どうみても、旧聖書の影響を受けたモダンホラー
スティーヴン・キングと言えばモダンホラー作品が得意な作家です。彼の作品『ミザリー』や『シャイニング』『ミスト』などの著作には、必ずと言っていいほどカルト宗教の女性が登場します。
1番有名であろう『グリーン・マイル』にもカルト臭がするのは何故なのか、リチャード・バックマン名義の頃からの彼の生い立ちについて調べてみました。
キングの貧しかった幼少時代について。
実は今や既にアメリカで大ヒットとなる著作を出しているキングには、ある悲しい過去がありました。私の個人的な見解になりますが、彼は幼少時代に実の父がアル中でキングは日々暴力を振るわれていたのです。
キングの母が一家を切り盛りしていたような感じで、キング自身もまた新聞配達などをして幼い頃から重労働をさせられていました。
いずれキングの両親は離婚するようになるのですが、キングの偏った男性への不信感は募るばかりで、その頃のキングのこころは貧しかったといえるでしょう。
何故キングの作品は女性を庇うシーンが多いのか?
これは前に記したことと同じ見方で、キングは自身の母を心底愛していました。しかし父のことはこころから軽蔑していました。
そこから判ることは『女性を庇うことは男性の役目であり務め』であるということです。
小説すべてを読み渡してみると、一見男性が被害に遭われているように描かれていることが多いですが、実際は女性が被害者である登場人物がかなりの割合で多いです。
このことからキング自身が母を庇うことの理由が説明できると思います。
カルト宗教の女性登場人物が多い理由について。
これはキングの幼少期からの話ですが、キングの母はかなり熱狂的なカトリック宗教の信者でした。私が憶測するに、彼は毎日日曜の朝に、自身の母とミサに出掛けてはお祈りをさせられていたんではないでしょうか。
幼少期の頃から良くも悪くも両親から与えられた洗脳というものはほどけずに今までモダンホラー作家として走り続けてきたかと思います。
なので実はほんとうにヤバい存在は、キングの母だったと推測できますね。旧聖書が悪いとは決して思いませんが、キングの作品にカルト女性が多いことに頷けます。
以上まとめでしたが、いかがでしたでしょうか?
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