シナリオにおける個性のある登場人物(キャラ)の作り方
キャラクターには二面性を持たせる
人づきあいをする場合であっても、二面性のある人間の方が面白いと思うことはないでしょうか。普段はすごくいい人だけど、たまに悪いことをしてしまう、と言うのはチャームポイントになると思います。
ただし、それが自分にとって許せない場合は別です。
例えばですが、悪いことというのが犯罪だった場合は嫌だと言う人は多いでしょう。
ただし、キャラクターを描くのであれば清濁併せ呑むくらいのキャラクターが魅力ですね。
主人公の書き方
主人公であればやはり一番大事なのは誰にでも受けるキャラクターであるということです。ただし、悪い話を書くこともあると思います。
例えばですが、犯罪の小説を書く場合は逆であるべきです。
この主人公の考えには全く共感できない!けどどんなことをするんだろう?と思わせることが大事です。
そのためには多少ミステリアスな要素もあるべきだと思います。
また、基本的に小説のキャラクターを書くとなると、大事なのは「性格が変わらない」ことです。
最初の頃は女を助けていたのに、突然女を殴った、などでは理屈にあいませんからね。
» 小説における主人公の書き方
» 小説を書く上で魅力のある主人公とはなにか?
ライバルの書き方
ライバルを出す場合、色々と考えなくてはなりません。ライバルと言うのは言ってしまえば「もう一人の主人公」です。
なので、ライバルを主人公にした作品を書けるぞ!くらいの魅力がなくてはありません。
この場合、ライバルの性格は「主人公と似ている」か「主人公と全く違う」かの二択になるかと思います。
ここの考え方はどんな話にするかで変わってくると思います。
ライバルの方が人気が出てしまう、なんてよくある話ですね。
なのでそれくらいの魅力が必要なのです。
その他のキャラクターの書き方
その他のキャラクターに関しては主張しすぎないことが第一です。ただし、いてもいなくても同じのようなキャラクターではいけません。
ここで考えなければならないのはやはり「どんな性格なのか」ですね。
主人公を助けるキャラクターなのか、もしくは主人公の邪魔をするキャラクターなのか、 この点を考えるだけでもキャラクターは無数に出てくると思います。
小説を書く上であと必要になるのは「話を進めてくれるキャラ」ですね。
シナリオ作成に困った時にそのキャラクターに任せてしまえばいいのですよ。
そんなキャラクターづくりがいいですね。
コンテンツ
小説の書き方、テクニック
- 起承転結とは?物語展開の基本について
- プロットの書き方を、書籍『ストラクチャー(構成)から書く小説再入門』で学ぶ
- はじめて小説を書く時、どうすればいいのか?
- 小説は構成をしっかりする事で最後まで書き切れる
- プロットが物語の骨となり、小説の物語を完結させる
- 超ショートショート短編小説の書き方のコツ
- 物語における魅力的な登場人物の要件とは?役割ごとに解説します
- 初心者が物語を書くとブログのようになる理由
- ストーリーに合わせた人物像の立て方
- 小説やシナリオにおける話の作り方の基本