働かない、働きたくない人たちの心理
精神的余裕
私が一番に思うこと、 それは何不自由なく健全な精神状態で毎日を過ごすことである。ただ、その為には様々な問題があり 簡単にはいかないのも事実だ。
その一つとして生活をする為にも最低限のお金が必要だ。
例外的に働きたくない場合は、生活保護を受給して働かずに楽しく生活することも可能であるので、どうしても働きたくない場合は生活保護に頼ることも考えた方がいい。
家賃、光熱費、食費、雑費と考えればきりが無いがこれらをまかなえて初めて精神的余裕が出てくるのである。
毎日の食費に家賃に怯えながら過ごすのは精神的に良い訳がない。
その為には少なからず労働が必要になるが、その労働が原因で体調を崩したり鬱になったり等本末転倒なことも大いにある。
働かない、その本質はとても深いところにあるものだと私は思う。
大きな夢という枷
私が思うにお金の不安が無い状態で働く人は多くは無いと思う。日々の不安がある、将来のお金の不安がある、 様々な事情がある中で ストレスを少なからず感じながら働く選択をする人が殆どである。
例えば宝くじの一等七億円が手元に急に入ってきたらどうだろうか。
サラリーマンの生涯年収が約三億円と言われている、 サラリーマンが毎日汗水垂らして定年まで 何十年と働いてようやく手にする金額の 二倍以上を不意に手にすることがあったら 自分のしたかった夢、今まで仕事があるから出来なかった事をしたいと思うのは人間の心理として普通である。
働かないで自分のしたい事を自由に好きなだけ出来る、 全員とは言わないが大多数の夢であるだろう。
私もその一人である。
現実的な夢の解釈
前項での話はあくまで夢の話、 描いた生活が出来る人何て言うのは 日本の人口約一億二千万人の中でも、 もっと言ってしまえば世界の人口約80億人の中で見たとしても極一握りの人達だけである。そこを目指すのは普通の生活をしている私にとっては まるで雲を掴むような話だ。
そこで現実的に仕事をしないと言うことを考えると、 趣味を仕事にしてあくまで仕事という概念から外に出すことや、 マンション経営や、株式の配当、債権の利息、アフィリエイト等の不労所得を得る方法もある。
最近では子供のなりたい職業にも急上昇している程人気の YouTuberという職業も出てきている程だ。
ただ、この全てが仕事をしていないと言うことでは無い。
影の努力があって成り立つものであって 華やかで楽しそうに見える裏ではそれこそ誰よりも苦難があることだろう。
とても考えさせられる事だ。
等身大の自分
これまで延べた事はあくまで私個人の考えではあるが、 私が試行錯誤して自分を見つめた時に 大きく考えが変わったのは家族が出来てからだ。働かないことを夢に考えて居た私が 家族の為に馬車馬のように働き、 それこそ昼夜関係なく家を出て自分の時間を限界まで使っていた時期がある。
それはそれで充実もしていたように感じていたが、 それが原因で精神的余裕が無くなったのだ。
家族の為に働いてるつもりが、逆に自分や家族に マイナスになってしまったのだ。
その経験を踏まえて、あえて働かない時間を作った所、 家族の時間が増え、私の精神的余裕も出てきたのだ。
今まで0か100かで考えていた事が 違っていたのだと改めて考え直されたのである。
様々な家庭の中で人が居て 事情がある事だろう、 働ける時間の中でもあえて働かない時間を設けることが良いバランスを作る一つだと私は感じる。
普通の人の普通の暮らしが成り立つ上で 現実的な自分を見つけるのを皆さんにもおすすめしたい。