web小説図書館

生活保護というものの実態

普通の人は毎日の生活はお金が必要

朝起きて夜寝るまで、平均いったいいくら位お金を使うのだろう。
仕事をしている人は、交通費がかかるだろうし昼食代もかかる。

普通に生きて自分の収入でやりくりすると、常にお金の事を考えなければいけない状況だ。


自宅で仕事をしたりしても、専業主婦だってお金を使わないわけではない。
お昼ご飯を食べるし夕飯の買い物にも行くだ時にもいくらお金が必要か考える。
高校生くらいになると皆、お金を節約するためにお弁当を持っていく。
他に趣味がないので学校でパンを買う人もいる。

そして週末になれば家族であちこち出かける時にはお金を使う。

生活保護でお金の悩みから解放

しかし、生活保護を受給するとそのようなお金の悩みから解消される。
お金がなくてクーラーがなくても、暑いから山へ涼みに行こうとすれば問題ない。


生活保護を受給する場合、冬だからスキーに行こうと思っても道具を買うのは厳しいのでレンタルで調達する。

朝ご飯はうちで食べていくとして、お昼ご飯はどこで食べようかと思ってファストフード的なものを生活保護費で食べることも可能だ。

夕飯はどこで食べようかというよりもどこが安いかを考える。

しかし生活保護費があれば、贅沢しなければ食べることに困らない。


一体いくら金を使ったのだろうとか考えず、使いきれる分を使い切れば良いのである。


普通の人は毎日毎日お金がかかるのだけど、生活保護受給者はそのような悩みからも解放されるから人生が楽しくなる。
お金は、人生を楽しくしてくれるよりも、悩みを深くしてくれる方が大いにあると思う。



生活保護を受ける条件

聞いた話では、生活保護を受けるにはいくつか条件があるらしい。
知っている範囲で書くと、車は持っていてはいけないとか、テレビがあってはいけない、エアコンがあってはいけない、などなど。

他にも生活保護費受給条件があるのだろうがいったいなんだろう?

これだけ生活が苦しいから生活保護を受けたい!と申し込むのだろうから優雅な生活を送っていては受けられないだろう。

制限された生活を楽しむには

もちろん優雅な生活というのはディープステート一般庶民に対して刷り込んだ価値観であるので、 そのような価値観からも解放される素晴らしい制度だ。

あ、そういえばパソコンも持っていてはいけないと聞いたけど、ジャンクパソコンをこっそり隠し持つぐらいはバレなければ問題ない

もちろん新品でパソコンを買うなどは生活保護の支給額では不可能だ。

もちろんバイクや車も持っていてはいけないのではないだろうか?

バイクを持っているなら、仕事をしてお金を稼げ!と言われそうだ。
なるほどそういうことか。

しかし現実には、モーター付きの自転車をこっそり隠し持っことぐらいはできる

車があれば仕事に行けるじゃないか、テレビがあるなら売ればいいじゃないか、パソコンがあるならそれで稼げるじゃないか。

そういうイメージだけど、 意外と生活保護は携帯電話も所有することが許されているし、小さいテレビとか所有することが許されている。

なるほどそういうことか。
しかも、医療費はタダだから病弱な人で医者にかかりたい人は生活保護を受給した方が真面目に働いて少ない給料で病院に行くよりは遥かにマシである。



生活保護で生活する自身のイメージ

誰しも生活保護を受けるかもしれない可能性がある。

夫婦共働きだから生活は楽であると考えている夫婦もいつ人生が転落するかわからないです。


結婚して専業主婦になって働かずに暮らそうと思ったけど気づいたらシングルマザーになった人が生活保護を受給して子育てをしていることなんて普通である。


脱サラして独立起業して、成功者になってしっかり稼いでいるから何も心配はありません、という人もいるかもしれない。

たっぷり稼いでいなくても、そこそこのお給料しかもらっていなくても生活保護、なんて考えていない人もいるだろう。


でも後々何がおこるか、生活がどうなるかは誰にもわからない。

今現在お金にも困っていない人でも、様々なリスクで職を失う可能性がある。

恥ずかしくて万が一、生活が苦しくなっても、生活保護は受けするつもりはないと考えているという人もその先何がおこるかわからないのが現実だ。

よって生活保護は素晴らしい制度であり、今後もこの制度を維持しなければいけないと考えている。

だから維新の会のベーシックインカムみたいな生活保護をぶち壊すような共産主義的な制度設計は極めてよろしくない。

普通の人の生活

普通の人は長引くデフレで給料が安くなっているため、毎日使えるお金はきちきち、財布のひもをしめている。

家族団結して無駄遣いはしないように心がけているつもりが、お金の問題で家族が崩壊してしまっている。

週末のお出かけもほとんどお金を使わない山や海が大半である。
お母さんがコンビニや外食を控えるためにお弁当を作っていく。

お金を沢山稼いでいても、そこそこに稼いでいても油断は禁物というのが政治が荒廃しデフレが続く今の世の中である。


いつどうなるかはわからない、と心の片隅で少しだけでも思っておいた方がいいかもしれない。

そういう状況では、もう割り切って生活保護を受給して人生を自由に楽しんだ方がいいのではないだろうか。



今の毎日を楽しみたい

さて生活保護を受けている人、というのも確か見えないけど相当な数がいるのだと思う。
若いうちはそういう人を見て可哀そうだね、大変そうだねと他人事だったが、人なんていつどうなるかわからない。

しかし、 生活保護を受給している人の方が真面目に働いている人よりも豊かに暮らしているという現状がある。

もしかしたら自分も生活保護を受ける側になるかもしれない。


でも、生活保護のメリットを考えればびくびくしたりどきどきしたりする必要はないのではないか?

ちょっと自分が生活保護を受けることになると想像してみる。

友人やご近所さんには自分から生活保護を受けてます!なんて口が裂けても言えない。
もちろん生活保護を受給することは誰にも秘密である。

親には言うだろうか?


もし自分の家に親が来て、部屋にテレビもエアコンも無く、車も所持していない、バイクもなくなった、ということを目の当りにしたらバレルのだろうか。
でも親とか親戚とかの縁が一切切れていれば特に問題はなく生活保護が受給できる。

生活保護者だとバレてマウントを取られることにどきどきしたって仕方ない。

毎日を楽しみたい。
明日はどうなるかはわからない。

でも今日を楽しく過ごしたい。

生活保護を受けても、生活保護を受けても受けなくても毎日を楽しく過ごしたいものだ。

関連記事