【初心者】長編小説を書く上で押えるべきポイントとは?
まず、何から考えればいいのか?を考える
長編小説を書いてみたい、しかしどう書けばいいのかわからない。そう考えている方もいるのではないか。
今回は基本的な書き方をおさらいしながら、長編小説を書くときのちょっとしたアドバイスを紹介してみようと思う。
設定を煮詰める
まずはじめにその小説の設定を考えてみるといい。主人公となる人物は誰なのか?
他の登場人物は?
どのような服装でどんな性格なのか、舞台となるのは学校か何かか?
それとも架空の世界か。
舞台が思いつかない場合は自分がよく知る環境が書きやすいのではないかと思う。
なぜなら今までの体験から想像をし、執筆することが出来るからだ。
考えている小説が長ければ長いほど設定は作りこんでおくといい。
そうでないと後々矛盾点が出てきたり話が進むにつれて曖昧なまま進めてしまい、面白い作品を作るのは困難になっていくからだ。
話のあらすじを決める
設定が決まったら次はおおまかな話のあらすじを考えてみる。どういったシーンから始まって主人公は他の登場人物と出会い、それからどんな流れを経てクライマックスとなる部分に辿り着くのか?という一連の話の流れだ。
これに沿ってすすめることで話の方向性を見失ってしまったり、どういう展開にするといいのか悩むことが少なくなるはずだ。
なにも考えずに書き進めると行き当たりばったりな作品になってしまい創作意欲も低下してしまう。
長編小説と言っても物語は様々
長編小説といってもその形は様々だ。最初から目的となるものを目指して一直線な物語というものもあれば、短い話をいくつも繋げて時には寄り道もしながら一つの物語になる、というものもある。
だがどちらも最後までの大まかなあらすじというのは考えるに越したことはないだろう。
アイデアに詰まった時には
ネタのストック
最終話までの展開が決まっていたとしてもそこに行きつくまでの細かいシーンは後から考える必要が出てくることは多々ある。よくある方法としては、普段から「ネタ帳」を作っておくことだ。
今すぐに小説の内容に関係することでなくてもいいし、小さな内容でもいいのでとりあえず思いついたアイデアはなんでもメモをしておくことだ。
執筆に詰まったときに見返すことで新たな発見が生まれることもある。
他の作品を参考にする
もうひとつ、他の小説や映画などを見てみることもいいだろう。もちろん盗作はNGだ。
絶対にしてはいけない。
だが別の作品を見たり読んだりすることで自分では思いつかなかった新たな発見があるかもしれない。
他の作品はあくまで参考程度にとどめておき、そこからインスピレーションを得てオリジナルのアイデアを生み出すといいだろう。
面白い小説を書くには?
最後に、どうすれば面白い作品になりやすいかということについて考えてみようと思う。まずはなんといっても伝わりやすくすることだ。
読者の視点に立つ
自分以外の人間には意外と伝わっていないこともある。心の中では考えていても必要な内容が書かれていないと、読者側の人はなんだかよくわからないなと思ってしまい最終的には面白くないと判断してしまうのだ。
どんな説明がその場で必要か、一度振り返って考えてみるのもいいだろう。
» 最後まで読みたいと思われる小説の書き方
所々で山場を作る
もう一つ、盛り上がるシーンを所々に用意しておくことだ。クライマックスだけでなくていい。
所々に盛り上がるシーンを用意しておき最後に一番面白いと思うシーンを書くようにしよう。
ここにある以外にも小説の書き方、面白くする方法は人によって様々だ。
自分に合った方法を模索してみることも小説を書く上で重要なことだ。
まずはぜひ、自分の作品を完成させてみてほしい。